予防したい

早くやるべきだった…後悔ランキング第１位は「歯」

数年前にプレジデントというビジネス雑誌で、５５〜７４歳の男女１０００人を対象に「 健康 」「 お金と暮らし 」「 仕事と人間関係 」で何を後悔していますか？というアンケートが行われました。

「健康」に関してのランキングは、以下の通りでした。

第１位　　歯の定期検診を受ければよかった
第２位　　スポーツなどで体を鍛えればよかった
第３位　　日頃からよく歩けばよかった

多くの方が歯の定期健診（メインテナンス）を受ければよかったと後悔しています。

当院では、みなさまにメインテナンスを受けていただくことをおすすめしています。

メインテナンスの重要性

日本は欧米と比べても、歯のメインテナンスへの関心が低く、先進国の中では高齢者の残存歯はワーストクラスという現状です。当院ではそんな現状を変えていきたいと思っております。

歯を失う原因は、むし歯と歯周病

歯を失う原因は、若いうちはむし歯が多いのですが、高齢になるにつれ、歯周病で失われる歯が多くなります。

40代で8割の人が歯周病になる

歯周病の発症率は35歳前後から上がっていき、40代になる頃には、なんと8割もの人が進行に差はありますが歯周病を発症します。

歯周病などで歯を失うと脳への血流が減って、認知症の発症・悪化リスクが高まることが明らかになっています。しかも歯周病は、軽い炎症から始まるので痛みもなく、ほとんど自覚できません。そのまま静かに進行し、違和感に気付いて歯科医院に行くころには、すでに歯を抜かなければならない状況になることもあります。

そして、実はあまり知られていませんが、歯周病は認知症以外にも身体の病気を発症・進行させることが明らかとなっています。その病気とは…

歯周病が発症・進行させる病気の例

■アルツハイマー型認知症
■血管性認知症
■誤嚥性肺炎
■糖尿病
■動脈硬化
■脳梗塞
■心筋梗塞

反対に、歯周病を予防することでこれだけの病気を予防・改善することができるのです。

毎日、適切な歯みがきを積み重ねていけば、お口の中は確実にキレイになり、歯周病を予防できます。
ぜひ当院で適切な歯みがきやお口のケアについて知っていただき、遅くとも30代からの定期的なメインテナンスを受けることをおすすめいたします。

おこさまの歯をむし歯から守る　～予防・メインテナンス・食育～

熊本フェリス総合歯科クリニックでは、小さなおこさま（0歳からでも）や妊娠中のお母さんを対象にした診療も行っていますす。むし歯治療だけでなく、予防にも力を入れています。

なぜこどもの時から予防が大切なの？

乳歯が生え揃う1歳半～3歳くらいまでのお口は、むし歯になりやすいことが分かっています。そして、この時期にむし歯にならなければ、その後もむし歯になりにくいと言われています。また、乳歯は永久歯へと生え替わりますが、その生え替わり時期にむし歯があると、生えたばかりの抵抗力の弱い永久歯がむし歯になりやすくなってしまうのです。

おこさまが将来、むし歯になるリスクを減らすためにも「メインテナンス」はとても大切です。

むし歯の原因をつくらないために必要な３つのこと

❶飲食回数を守る
❷フッ素の利用
❸仕上げみがき、フロス

この３つを実践してもらうことが、むし歯をつくらない根本的な治療法（原因療法）です。

いつまで予防をがんばればいいの？

10歳くらいまでです。
なぜなら、歯が生えてから４～５年はむし歯になりやすく、それを超えるとほとんどむし歯にならないからです。

熊本フェリス総合歯科クリニックは、小さいおこさまでも安心して通っていただける雰囲気づくりに努めています。むし歯がないときから予防のためにも、そしておこさまが歯医者さんに慣れるためにも、どうぞお気軽にご来院ください。